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スティーブルカサーのコンポーネントギター

 ロッキンfの1983年6月号をヤフオクでゲットした。

 当時のルカサーのギターコレクションがお目当て。当時雑誌で良く目にした、ボディ、指板、ヘッドのすべてが赤くペイントされているムーン製のストラトの写真が、「ムーン・コーポレーションから贈られた」というキャプションと共に載っていたりして、懐かしい。

 僕が高校時代にそれを真似てBurnyのコピーモデルを買った、ゴールドトップのGibson '58 LesPaulは、ピックアップはオリジナルのまま、ブリッジのスタッドはサスティーン向上のため太いものに交換されているとある。

 さて本当の目的は、フロイドローズ、サンバースト、黒いピックガードのストラト。何と2本が載っている。ピックガードはツヤ消しのワンピースだと記憶していたのだが、どちらも光沢ありの黒-白-黒のスリーピース。

 ひとつは、ブギー製マホガニーボディ(!)、シェクター製メイプルネック、EMGのセラミックタイプ(Sか?)、フロイドローズはFRT-3(もちろんフェルナンデス製ではない)という、ファインチューナーなしのタイプ。2トーンサンバースト。


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 もう1本は、1965年頃のフェンダーストラトに、EMG SA(アルニコマグネットにて、セラミックマグネットよりも中域強調らしい)、ファインチューナー付きフロイドローズ、ジャックプレートはゴールド。こちらは3トーンサンバースト。どうやら、”ロザーナ”のバックトラックや”ラヴァーズインザナイト”のエンディングのソロをこれで弾いたらしい。

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以下のサイトによると、後者のフェンダーが先にセットアップされ、前者のマホガニーボディの方は後でヴァレイアーツのマイク・マクガイアによって組み立てられたという。そのマホガニーボディは後にリペイントされてロボットギターになったとのこと。

My Guitars Room FENDER U.S.A. FLOYD ROSE CLASSIC HSS STRATOCASTER with EMG SL-20 


 最近の就寝前の楽しい考え事は、このルカサー風ストラトを作りたいなあと。ミディアムスケールのフロイドローズ付きストラトに、EMGのシングル3発、ゴールドのジャックプレート、ブラックのピックガードはオーダーで。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Bacchus GLOBAL Series IKEBE ORIGINAL HST-24HSH w/Locking Tremolo
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Music Man Axis USA トランスルーセントゴールド:後編

 ネックの順反りを増やしたら、弦高が高くなり過ぎたAxis。ネックセットシムでネックの仕込み角を調整することにしました。

 ギターワークスさんで入手したシム。0.25mmと0.5mmの2規格がありましたが、まずは厚いほうの0.5mmで。

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 ジョイントプレートを外すと、件の塗装のクラックがよく分かります。

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 ジョイントプレートを外してバラしてみると・・あれ、6弦側にすでに薄いシムをかませてある。ほうほう、6弦側だけ順反りが強くて6弦側だけ弦高を下げ切れなくなってシムを入れたんですね、きっと。

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 ちなみに、ネックポケットやネックにはクラックがなかったので、ジョイントの強度には問題ないのではと。

 さて、シムを置いて組み立て直しましょう。

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 ロッド調整からやり直してみます。最初にロッドを緩めた1週間前と比較するとちょっと順反りが増えていて(健全な変化で安心しました)、今回はロッドを多少締めこむことになりました。1カポと22フレット押弦の状態で、8フレットでの弦高(反りの程度)を1弦で0.2mmにすると、6弦で0.35mm程度と、やはり6弦側の順反りがやや目立ちます。

 さて問題の弦高調整ですが・・12フレット上で1弦1.2mm、6弦1.3mmまで下げて、音詰まりなし。この状態でベースプレートはボディからまだ1mmほど浮いています。合格〜。

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Music Man Axis USA トランスルーセントゴールド:前編

 以前、初期モノの日本製Music Man Axis EXを入手したのですが、今度は、米国製のAxisを入手いたしました。色は我ながら飽きもせずトランスルーセントゴールド。

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 ボディやヘッドの打痕はホント最小限。オイルフィニッシュされたネックや指板の黒ずみも、それほど酷くありません。しかしちょっと気になるところがありまして、ジョイントプレートに沿って、塗装の割れが(黄矢印)。さらに、後で気付いたのですが、ジョイントプレートそのものにも何とクラックが(赤矢印)。始めて見ました、プレートのクラック。どんだけキツく締めたかったんだ・・。

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 ざっと弾いてみると、まずまずの弦高低めセッティングで弾きづらくはないんだけど、1弦側のローフレットで多少の音詰まりが。ちょいと順反りが足りないかな。

 ネックの状態を測定してみると、ナットの高さはOK。1カポと22フレット押弦の状態で、8フレットでの弦高(反りの程度)は、1弦で0.1mm未満、6弦で0.3mmを越えと、1弦側では逆反りではないけど真っ直ぐ過ぎで、かつ6弦側とは結構な差が。

 トラスロッドを緩めてみましょう。おっとっと、緩める方向にはそれほど余裕がありません。それでもすっかりユルユルにならない範囲で、件の隙間を何とか0.2mm程度まで開けることができました。するってーと弦高がかなり高くなってしまいまして、フロイドローズのスタッドを締め込んだのですが、ベースプレートがボディに密着するまで弦高を下げても、まだまだ酷く高め。これはもう、ネックの仕込み角の問題ってことですよね。

 そーかい、そーかい。そんならネックポケットにシムを挟むしかないでしょう。いつもお世話になっているギターワークスさんのサイトで探してみると、ありました、ありました、厚み0.25mmのと0.5mmのと。それぞれ1枚108円(税込み)。ありがたや、ありがたや。それぞれ1枚ずつ、さっそくポチ。送料(ネコポス350円)の方が高いっすけど、地方在住の身には十分ありがたいですよ。

 後編へ続く。


【2019】TOTO盛岡公演に参戦しました

 今回のTOTOのツアーは、2018年2月から、ヨーロッパ、北米、オーストラリア、ニュージーランド、フランスでのフェスティバル出演、そして来日。

 遠征できる土曜の公演は金沢か盛岡。2月23日の盛岡公演のチケットを入手しておきました。飛行機や新幹線を駆使しながら日本列島を1/4ほど移動して、盛岡を訪れました。20年以上前の真夏に仕事で訪れて、暑くて暑くて、もう決して夏には来るまいと当時は決意したものでした。

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  岩手県民会館はキャパ2000人弱。狭めで良いじゃあないですか。


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 ステージ上、足下のモニターは最低限。イヤモニ不調時をカバーするという程度でしょうか。ドラムスとパーカッションの周囲には透明なパーテーション。ステージ上の音量を下げるためと、もちろんカブりも抑えましょうと。ルカサーのアンプ&キャビネットはステージ上にあり。


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 ボーカルはジョセフウイリアムス。今回のツアーではデビッドペイチは参加していません。キーボードはスティーブポーカロともう一人。

 ジョセフは何歳になっても本当に良く声がでます。キンボールのボーカルがオリジナルの"English eyes"でのハイトーンも難なく。ギタリスト的視点では平凡な曲だけど、個人的には大好きな"Make believe"も嬉しい。虫の音を聞きながら黙々と受験勉強していた高校時代を思い出します。"Girl goodbye"では双眼鏡でバッキングのポジションを確認させていただきました。誰かがTOTOっぽい曲をふざけて書いたような"Home of the Brave"も良かったです。ルカサーの好きな"While my guitar gently weeps"だけはメリハリがなくてイマイチ。これはもう今後のセットリストからは外しましょうよ。

 前から1/4くらいの席だったのですが、音量は大き過ぎずマル。ベードラの音がボワーンとして皮鳴りは聞こえず、しかも音量が大きくて、ベースの音がほとんど聞こえないが残念でした。プロでもこうなっちゃうのね。ルカサーの音はともするとディレイかけ過ぎで、なにを弾いているか良く分からないことも。ライブではもう少し残響少なめでいいんでは、といつもながらの感想。ステージ天井のムービングライトは、YouTubeで見られる他国での動画と同様なので、ちゃんと持ち込んできたのでしょう。

 ともあれ、数年に一度の大変良い娯楽でした。

 

【良品フルアコ】Ibanez AF105-NT-12-01

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 変態先輩の趣味の広さには驚かされるばかり。今度はフルアコ。

 ほぼ初めて弾いてみるフルアコ。そもそもフルアコとは何ぞや。

エレキギター博士 甘く、くつろぎのあるトーン「フルアコースティックギター特集」

日本では、ボディ内が空洞なのをフルアコ、ボディ中央にソリッド(詰まった)部分があるのをセミアコと呼んどると。おお!ボディの厚みで分類されるワケじゃあないのね。ボディ内にソリッドブロックがなければレスポール式のテイルピースは固定できないと。なーる、それでフルアコのそれはブランコ型なんだ。しかしボディ内が空洞でも、Gibson ES-175はアンプを通して音を出す前提で作られている故に海外ではセミアコに分類されているそうな。こりゃまた。


 Fホールから覗けるラベルには"ARTCORE SERIES"とある。以下のサイトに、「『アートコア』は生産を中国で行い、コストを極力抑え、手軽に箱モノを楽しめるようラインナップされたシリーズです」との記載が。

宮地楽器 Ibanez Artcore 当店選定品


 AF105の仕様については、以下に詳しい。

Vintage Guitar magazine Ibanez Artcore AF105NT

ボディはトップ、サイド、バックともメイプル。コントロールノブとテイルピースは木製。ローズウッドの指板は12インチラディウス。2枚の薄いブビンガをメイプルで挟んだ5ピースネック。レスポールと同じ629mmスケール、ミディアムフレット。


 それでは、今回の1本はいつ頃製作されたのだろうか。

 ググってみても発売開始時期は定かでなかったのだが、最も古いもので、2005年製の個体があった

 一方、2011年モデルからは、ヘッドのインレイのデザインが変わったとの記録が。

「最近、おぢさん、何だか、目覚めはじめたのさ」の部屋 初めてのエレキギター その3 - ついに買った Ibanez AF105 NT

 以上から、どうやら2005年から2010年の間に作られたものらしい。当時の新品の店頭価格は10万円未満だったとのこと。

 実物を拝見。マコトに美しい。色白美人を思わせるフレイムメイプルトップ。ちなみにサイドもバックも上品なフレイム柄。褐色の木製ノブと、同じく木製テイルピースがこれまた美しく、手触りもウルワしい。ブリッジサドルも一直線の木。レスポール風の金属製ブリッジも別に添付されていたが、標準で同梱されるのが仕様だったそうだ。ナット近くでのヘッドバインディングの収め方なんぞ、職人芸の美しさ。もはや当然なのかもしれないが、少なくとも2000年代後半以降に作られたギターのランクを生産国で判断するのはナンセンスと再確認した。大切なのはクオリティコントロールだ。

 ボディエッジでの厚みは実測71mm。ちなみに代表的なセミアコであるGibson ES-335はボディ厚45mm。フルアコ(構造的には)のGibson ES-175では86mm

 ナット部分でのネック幅は実測43mmと、太くない。握ってみると、やや薄めのUシェイプにて、ソリッドギターしか使ったことのない僕にとって、まったく違和感なし。

 座って普通通りにボディを右大腿に乗せて抱えてみると、ネック落ちがまったくないナイス重量バランス。右前腕が厚いボディに支えられて(言い換えると前腕と腹でボディを挟み込めるので)、右手がよく位置決めされて弾きやすい。

 セットされていたのは弾き慣れている0.009よりも太めの弦。慣れている低めの弦高よりは少し高いセッティングだが、単音プレーにも問題ない程度。チューナーでチューニングしてみると、4〜6弦ではハイポジションで音程が低い。低音弦のハイポジションでの正確な音程を確保したいなら、弦高を上げるか(設計者が想定したセッティングよりも現状では弦高が低いということ)、もしくは現代的に細めの弦で弦高を下げて弾きたいなら、上述の金属製ブリッジに交換をということだオーナーさんよりご指摘あり、木製ブリッジもボディトップに固定されていないから、ブリッジごと移動させればオクターブチューニングできると。お恥ずかしい勘違い。出音は予想よりしゃっきりブライト、弦間での音量差も小さく、大変結構。


総合評価:★★★★★  一点の曇りもございませんです

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Author:それいけウィークエンド
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ギターサウンド追求の旅には切りがないけど、今はZT Amp LunchBox Juniorに満足しています。

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